「野球界で最も物議を醸した」MLBのヘルナンデス審判が引退へ 米紙報道 過去にはサバシアも痛烈批判

[ 2024年5月28日 11:02 ]

アンヘル・ヘルナンデス審判(AP)
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 MLBのアンヘル・ヘルナンデス審判が引退すると27日(日本時間28日)、米紙「USAトゥディ」が報じた。

 ヘルナンデス氏は際どいジャッジが度々、話題となり、18年10月のプレーオフ、ア・リーグ地区シリーズ第4戦ではヤンキースのCC・サバシアが登板後に「球審が酷かった。彼は一塁の塁審でも酷かったし、プレーオフで審判をしているなんて驚き。プレーオフの場にふさわしくない審判だ」と球審を務めたヘルナンデス氏を痛烈に批判。同氏は第3戦でも一塁塁審を務めたが、ビデオ判定で3度、自身の判定が覆っていた。

 「USAトゥディ」もヘルナンデス氏を「野球界で最も物議を醸した審判員」と紹介。「30年以上にわたり選手、監督、ファンの怒りと憤りを買ってきた賛否両論のベテラン審判員、アンヘル・エルナンデス氏が、メジャーリーグから引退すると、野球界の関係者がUSAトゥデイに語った」と報じた。

 同氏は今月9日(同10日)のホワイトソックス-ガーディアンズ戦が最後の試合となった。

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