ドジャース・大谷が少年ジャンプの審査員 「スラダン」作者・井上雄彦氏らに並んで講評

[ 2024年5月28日 01:30 ]

<レッズ・ドジャース>試合前、笑顔の大谷(撮影・光山 貴大)
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 集英社の漫画誌「週刊少年ジャンプ」編集部は27日、今年初めて開催する「ジャンプスポーツ漫画賞」の審査員を、ドジャースの大谷翔平投手(29)が務めると発表した。審査員は他に「SLAM DUNK」の井上雄彦氏(57)ら3人のスポーツ漫画家が務める。スポーツが題材の作品が対象で、最終候補作品は全て読んで講評する。同社によれば大リーガーが同誌漫画賞の審査員として参加するのは初めて。

 大谷がまたも異例の取り組みに挑戦する。新設される「ジャンプスポーツ漫画賞」審査員。ジャンプ編集部は「編集部たっての願いをご快諾いただき、参加の運びとなりました」と説明した。

 「多くの人に勇気と笑顔を届ける。そんな“スポーツの力”がより広がることを目指す新スポーツ漫画賞。そのために最高のスポーツ漫画家である3人の先生に加えて、最高のスポーツ選手である大谷選手に審査員へ加わっていただきたい」

 そんな思いに応えた。一番好きな作品に挙げるのが看板作品「SLAM DUNK」。その名作を描いた井上氏や、「黒子のバスケ」の藤巻忠俊氏、「アイシールド21」原作の稲垣理一郎氏という豪華審査員陣に加わる。

 スポーツ漫画を中心としたジャンプ作品は、モチベーションを高めると同時に、米国や中南米出身の選手らとの大事なコミュニケーションツールでもあった。日本の漫画やアニメを愛する選手は数多く、言葉の壁を感じさせない異文化交流が大活躍を支えてきた。ドジャースでは一塁上で両手を上げ腰をひねる「ヒップロック」ポーズを発展させ、ベンチでドラゴンボールの「フュージョン」ポーズも繰り出し、新天地にすぐさま溶け込んだ。

 常識を覆す投打二刀流の活躍や、昨年3月のWBC決勝でのドラマチックな優勝シーンなど、そのプレーは「漫画以上」とも評されてきた。どんな視点で読み込み、評価を下すのか。その審査員ぶりが今から注目される。

 ≪賞金100万円12月下旬発表≫ジャンプスポーツ漫画賞は、応募資格はプロ、アマ問わず、10月31日まで15ページ以上、55ページ以内のスポーツを題材とした作品の応募を受け付ける。賞金は入選100万円、準入選50万円、佳作30万円、最終候補5万円、有望投稿作1万円。大谷、井上氏ら4人が審査員を務め、12月下旬発売の週刊少年ジャンプ本誌で受賞作が発表される。

 ◇井上雄彦氏 67年鹿児島県生まれ。「SLAM DUNK」「バガボンド」「リアル」など

 ◇稲垣理一郎氏 76年生まれ。「アイシールド21」「Dr・STONE」「トリリオンゲーム」原作担当

 ◇藤巻忠俊氏 82年東京都生まれ。「黒子のバスケ」「ROBOT×LASERBEAM」「キルアオ」

 ▽大谷が愛読するジャンプ作品

 ☆SLAM DUNK 90~96年連載の桜木花道を主人公とした人気バスケ漫画。大谷は一番好きな作品に挙げる。22年12月公開の映画も大ヒット。

 ☆呪術廻戦 18年から連載中の虎杖悠仁を主人公としたダークファンタジー・バトル漫画。大谷は21年シーズンは同作アニメのエンディング曲「LOST IN PARADISE feat.AKLO」を打席に入る登場曲に使用した。

 ☆ハイキュー!! 12~20年連載の日向翔陽を主人公としたバレーボール漫画。大谷は今春キャンプでもロッカーに同作コミックを持ち込んだ。

 ☆鬼滅の刃 16~20年連載の竈門炭治郎を主人公としたダークファンタジー・バトル漫画。大谷は同作の宇髄天元似の肉体と一部で話題に。

 ▽週刊少年ジャンプ 68年7月11日に月2回刊行の「少年ジャンプ」として創刊。69年10月1日から「週刊少年ジャンプ」となり週刊化した。94年12月20日発売の「95年新年3・4合併号」では漫画誌史上最大発行部数653万部を記録。23年7月に創刊55周年を迎えた。毎週月曜日発売。

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