ヤクルトがDeNAに完敗で3連敗…4失点乱調のエース小川に高津監督「打者が苦になる球がなかった」

[ 2024年5月21日 21:34 ]

セ・リーグ   ヤクルト0―7DeNA ( 2024年5月21日    神宮 )

<ヤ・D>うつむきながらベンチに戻る高津監督(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルトが本拠地でDeNAに0―7で完敗を喫し、3連敗で借金は今季ワーストの5となった。

 先発の小川が誤算だった。先発・小川は初回こそ無失点に抑えたが、0―0の2回に1死二、三塁のピンチを招くと、林に右翼線への2点適時三塁打を浴びて先制を許す。3回には佐野と宮崎にソロを被弾し、ビハインドは4点に広がった。4、5回はともに3者凡退だったが、5回7安打4失点で無念の降板となった。

 エースの乱調で序盤に試合の流れを完全に手放した。8回には3番手・長谷川が3失点。打線も相手先発・ケラの前に沈黙し、散発の4安打無得点と沈黙した。チームは今季5度目の零敗。小川は2敗目を喫した。

 精彩を欠いたエースの投球に高津監督は「少し体が重いように見えましたね。キレがないというか。もうちょっと休み与えた方がいいのかなとか思いましたけどね。ほとんど外野に飛ばされるわけですから。ボールも高かったでしょうし、風もいい風が吹いていたでしょうし。打者ににとってあまり苦になる球がなかったのかな」と指摘した。

 一方、直近3試合で得点は計2点と元気がない打線については「つながらないですね。つながらなくなってしまいましたね。最近ね。良い投手ピッチャーに当たると、なかなか出塁するのも得点するのも難しいんでしょうけど、それにしてもちょっとつながりを欠いているというか、そういう状況が続いていますね」と嘆いた。

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