巨人・阿部監督 オール直球被弾の西舘に「プロは甘くないよと」 浅野開幕1軍は「ゼロではないよね」

[ 2024年3月19日 21:54 ]

オープン戦   巨人3―2ロッテ ( 2024年3月19日    東京D )

<巨・ロ>9回、サヨナラ打の泉口(右)に声かけする西舘 (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 巨人は19日、ロッテにサヨナラ勝利。オープン戦の勝敗を5割とした。

 先発の山崎伊は緩急を生かした安定感ある投球で6回1失点。打線は1―2の9回に代打・小林が同点打、ドラ4ルーキー泉口が2死満塁で西村の135キロのスプリットを中前に運びサヨナラ勝利を飾った。

 試合後、阿部慎之助監督(44)は「ナイスバッティングです」と泉口を称賛。代打で結果を出した小林にも「もうチャンスだったらいこうと言っていたので。5割バッターですから」と賛辞を送った。

 阿部監督との主なやりとりは以下の通り。

 ――最後は泉口が。

 「ナイスバッティングです」

 ――その前に代打・小林。

 「もうチャンスだったらいこうと言っていたので。5割バッターですから」

 ――9回、西舘がオール直球勝負で荻野に勝ち越しソロを被弾。

 「プロは甘くないよと。分かったと思いますので」

 ――その後は変化球を交えて3者連続三振。

 「そこはね。一個前の打者のところで岸田が気付けば良かったことなので。そんなに組んだことがないと思うから」

 ――西舘はオープン戦で久しぶりの1軍登板で本番に向けたいい教訓に。

 「そうだね。甘くないぞと。本人も分かっただろうし」

 ――山崎伊は6回1失点。

 「飛ばしていけと言った。その通り、初回から飛ばしていってくれた。シーズンも同じようにやってほしいなと思います」

 ――浅野が1軍に参加。

 「やっぱり右打者が少ないので、いてくれたらうれしいから。ウレーニャも上げてみた。今後、チャンスがないわけじゃないので」

 ――浅野の開幕1軍の可能性は。

 「ゼロではないよね」

 ――大勢は。

 「最後のカードには来ると思います」

 ――今季初の東京ドームでの試合で逆転サヨナラ。

 「結果に関しては良かったんですけど、反省する部分もたくさんなるので、反省を生かして明日はやってほしいなと思います」

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年3月19日のニュース