両軍合わせて31安打19得点のトンデモナイ乱打戦…甲子園の「飛ばないバット」から一転?

[ 2024年3月19日 21:37 ]

オープン戦   阪神10―9ソフトバンク ( 2024年3月19日    ペイペイD )

<ソ・神>4回無死、佐藤輝は右越えにソロ本塁打を放つ。投手和田(撮影・北條 貴史)
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この春一番の「乱打戦」になった。

 ソフトバンクは本拠地開幕投手が内定している和田毅、阪神は昨季2桁勝利投手の村上頌樹。ところが、試合は序盤から動いた。

 2回に牧原大の2号2ラン、3回に山川の3号2ランとソフトバンクが得点を重ね、中盤から阪神が反撃。4回に佐藤輝が2号ソロ、6回に森下が1号3ランと派手な本塁打合戦となった。

 試合は二転三転の末、10―9で阪神が勝利。両軍合わせて31安打4本塁打が飛び交う展開となった。

 センバツでは飛距離が抑えられた新規格バットの導入で、ロースコアゲームが続出して話題となっている。

 まるで好対照の「ガンガン飛ばす」プロらしい壮絶な点の取り合いとなった。

 ▼山川穂高(3回2ラン)甘いストレートを仕留めることができました。いいバッティングができて良かったです

 ▼牧原大成(2回2ラン)打ったのはカットボールです。中々対戦がないピッチャーなので、とにかく積極的にスイングを仕掛けることだけを考えました。その結果がホームランに繋がったと思います。いいバッティングができて良かったです。

 ▼周東佑京 (4回2点適時三塁打)打ったのは真っすぐです。
とにかくチャンスでランナーを還すことだけを考えました。内容のいいバッティングができて良かったです。

 ▼近藤健介 (5回適時二塁打)打ったのはフォークです。粘ってフルカウントから甘いボールをコンタクトすることができました。いいバッティングができて良かったです。

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