【センバツ】学法石川の2年生左腕・佐藤翼は笑顔で甲子園去る…5回まで0―0と緊迫の投手戦

[ 2024年3月19日 17:01 ]

第96回選抜高校野球大会第2日第3試合   学法石川0―4健康福祉大高崎 ( 2024年3月19日    甲子園 )

<高崎健康福祉大高崎・学法石川> 6回2死二、三塁、学法石川・佐藤翼(右)は自身の暴投で先制点を献上する (撮影・後藤 大輝)
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 学法石川の2年生左腕・佐藤翼が6回途中3失点。それでも笑顔でマウンドを降りた。33年ぶりのセンバツは初戦敗退。だが、輝くような笑顔は甲子園に刻んだ。

 2回にはバッテリーミスと四球で2死一、二塁のピンチを招いたが、続く打者を外角直球で右邪飛に仕留めた。

 走者を許してもコーナーを丁寧に突く投球で、失点を許さなかった。

 プロ注目の相手左腕・佐藤龍月との投げ合い。

 6回には自らの暴投で1点を失い、7回は1死二塁から佐々木貫汰に左前適時打を浴び、主将・小宅善叶の救援を受けた。

 背番号10で上がった甲子園初戦の先発マウンド。学法石川にとって1991年以来33年ぶり4度目のセンバツ舞台の大役を堂々を果たした。

 チームに33年ぶり、春2勝目はお預けとなったが、佐々木順一朗監督の元、丸刈りから長髪など変革した「学石」の姿を見せた。

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