【センバツ】18年ぶり2年生投手が完封リレー 健大高崎の佐藤&石垣が力投 06年神港学園以来

[ 2024年3月19日 19:18 ]

第96回選抜高校野球大会第2日第3試合   高崎健康福祉大高崎4-0学法石川 ( 2024年3月19日    甲子園 )

2年生投手で完封リレーを果たした高崎健康福祉大高崎の石垣(左)と佐藤
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 優勝候補に挙がる高崎健康福祉大高崎(群馬)が学法石川(福島)を4-0で下し、21年以来3年ぶりの春1勝を挙げた。

 早くも来秋ドラフト候補の呼び声が上がる2年生エースの左腕・佐藤が甲子園デビュー戦ながら堂々の投球。7回2安打、毎回の9奪三振と快投した。2番手・石垣も力投し、ともに2年生投手による完封リレーでリードを守り切った。

 打線は学法石川の先発左腕・佐藤に序盤からチャンスを作りながらも1点が遠い展開だった。しかし、0-0で迎えた6回、相手の暴投で先制点。

 7回には9番・佐々木の左前適時打で加点すると、盗塁も絡めてチャンスを拡大。2番・田中の右前適時打、プロ注目の4番・箱山の左前適時打とたたみかけて計3点を加えた。

 健大高崎の完封勝利は14年夏の利府線(10-0)以来2度目で春は初。

 選抜での2年生投手による完封リレーは06年2回戦、神港学園(山口昌輝→林健太)以来18年ぶりとなった。この時の対戦相手は成田(千葉)で、先発はこちらも当時2年生の唐川侑己。試合は2-0で神港学園が勝った。

 林は開幕戦となった1回戦・南陽工線で公式戦初先発ながら7安打完封。大会21度目の開幕戦完封で、75年の金属バット導入以降10年ぶり3度目の快挙だった。2年生投手に限れば70年の日大三・渡部良克以来、36年ぶりの記録的白星。一方の唐川も1回戦・小松島(徳島)戦で10奪三振完封していた。

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