オリックス・杉本　MVPで700万円！　円陣でもチーム鼓舞「我が日本シリーズに一片の悔いなし」

SMBC日本シリーズ2022第7戦   オリックス5－4ヤクルト （ 2022年10月30日    神宮 ）

日本シリーズ＜ヤ・オ（7）＞MVPを獲得し、喜ぶ杉本（撮影・北條　貴史）
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　日本シリーズで2度決勝打を放ったオリックス・杉本が最高殊勲選手賞（MVP）に輝き、賞金700万円を手にした。

　「CSで（賞を）とる気満々だったんですけど、正尚と由伸にとられてしまった。日本シリーズではとれるように頑張りますと言ったんですけど、ほんまにいただけて自分でもびっくりしています」

　持ち前の勝負強さを存分に発揮した。26日の第4戦と、29日の第6戦で決勝打を記録して日本一に貢献。前日29日の第6戦からは試合前の円陣で優勝を意味する「アレ」発言でチームを鼓舞するなど、チームをけん引した。

　この日は2点優勢の5回2死満塁から、中堅左へ飛球を打ち上げると、これを中堅・塩見が捕球できず（記録は失策）。結果的に走者一掃の一打となり、想定外の大きな3点を追加。優勝会見では「我が日本シリーズに一片の悔いなし」と締めくくった。