日本一オリックス、西武・森がFA権行使なら速攻アタックへ! 吉田正のメジャー挑戦に備え打線強化

[ 2022年10月31日 04:00 ]

西武・森友哉
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 オリックスが、国内フリーエージェント(FA)権を保有している西武・森友哉捕手(27)が権利を行使した場合、即座に獲得へ動く方針を固めていることが30日、分かった。

 リーグ連覇した中嶋オリックスがさらなる飛躍を目指す。一番の補強ポイントは打線強化だ。今季は「ラオウ」こと杉本や、外国人野手が軒並み不振に陥り、主砲・吉田正の前後を担う存在を固定できなかった。その吉田正も今オフ、ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦する可能性がある。主砲の流出に備え、森がFA宣言した際は速攻アタックを仕かける構えだ。

 森は大阪桐蔭から13年ドラフト1位で西武に入団。18年にチーム最多74試合で先発マスクを被り、リーグ優勝に貢献。19年は打率・329で史上4人目の捕手として首位打者のタイトルを獲得した。

 球団関係者は「打撃はもちろん、捕手としての能力も確実に成長している」と攻守の両面で高く評価している。チームは中嶋政権以降は正捕手を固定せず、若月と伏見、頓宮を投手との相性などを考慮して起用してきた。今オフのFA市場注目の一人には他球団も動向に注目しており、争奪戦となりそうだ。

 また、国内FA権を行使することが濃厚となっている日本ハム・近藤健介外野手(29)の動向も注視していく構えだ。

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2022年10月31日のニュース