トヨタ自動車・徳本 延長12回に決勝の2点三塁打!母校・龍谷大平安の進撃に勇気もらった

[ 2022年10月31日 14:52 ]

第47回社会人野球日本選手権大会 1回戦   トヨタ自動車4―2TDK ( 2022年10月31日    京セラD )

<社会人野球日本選手権 TDK×トヨタ自動車>延長12回タイブレーク、トヨタ自動車・徳本は2点適時三塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 トヨタ自動車が苦しみながらも初戦を突破した。1―1で迎えた延長12回1死二、三塁。「1番・左翼」の徳本健太朗が決勝の中越え2点三塁打を放ち、勝負を決めた。

 「ピッチャーがしっかり抑えてくれていたので、なんとかしたかった。いつも通りのスイングをすることを心がけました」

 カウント1―1からの3球目、狙っていたストレートをきっちりとはじき返した。なおも2死一、三塁からは、逢沢崚介の左前適時打で三塁から4点目の生還。粘るTDKを突き放した。

 龍谷大平安では3年春に選抜で優勝。原田英彦監督を一生の恩師と慕う。大阪への移動日だった29日は後輩が戦う近畿大会準々決勝をライブ配信でチェック。選抜出場に大きく前進した4強入りに勇気をもらった。「後輩も頑張ってくれているので、自分も頑張ろうと」。先輩の威厳を示す決勝打となった。

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2022年10月31日のニュース