明大・宗山 逆転千金弾!優勝へ望みをつなぐ

[ 2022年10月31日 04:59 ]

東京六大学野球第8週最終日   明大4―2立大 ( 2022年10月30日    神宮 )

<立大・明大>8回、逆転2ランを放つ明大・宗山(撮影・木村 揚輔)
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 2回戦1試合が行われ、明大が立大に連勝して勝ち点4とし、勝率で同じ勝ち点4の慶大を上回り首位に立った。明大は1点を追う8回、3番・宗山塁内野手(2年)の右越え2ランで逆転。継投で逃げ切った。これで優勝は明大と慶大に絞られ、最終週の早慶戦で慶大が勝ち点を落とせば勝率で上回る明大が優勝。慶大は勝ち点を挙げれば勝ち点5の完全優勝となる。

 明大の優勝へ望みをつなぐ値千金のアーチだ。1点を追う8回無死二塁で明大・宗山が右翼席へ逆転2ラン。ドラフトで巨人2位指名を受けた慶大・萩尾に並ぶ今季4号で価値ある勝ち点4をもたらした。

 「ふがいない打撃をしてたので何とかしようと。(今季は)ここ一番の打撃を大事にしてきた」。そう振り返る宗山は1年春から積み上げた通算安打が61に。これで通算最多安打(131本)の六大学記録を持つ明大OBの高山(阪神)の2年秋のリーグ戦終了時の62本に1本差とした。

 田中武宏監督は「山崎福也のおかげ。同じ三塁ベンチで“雰囲気をもらえ”と言ったんです」。前夜、神宮で行われた日本シリーズ第6戦でオリックスに3連勝をもたらした明大OBの山崎福から“勝ち運”も受けて、早慶戦の結果を待つ。 (秋村 誠人)

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2022年10月31日のニュース