西武・山野辺に「一人8役」のスーパーユーティリティー期待 稼頭央監督育成に着手

[ 2022年10月31日 05:25 ]

西武の山野辺
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 西武・松井新監督が、埼玉県所沢市の球団施設での秋季練習で「スーパーユーティリティー」育成に着手した。1メートル70の小兵で、背番号4を背負う山野辺に白羽の矢を立て「可能性を広げたい。チームにとってもプラスになる」と説明した。今季は二、三塁と遊撃を守った4年目内野手。本格的に外野の守備練習もさせ、人生初の一塁にも挑戦させる。

 21年に投手、捕手以外の7ポジションで出場した熊代が今季限りで引退し、2軍外野守備走塁コーチに就任。元気も売りの山野辺は、ムードメーカー役の後継者も含めて「一人8役」が期待される。山野辺は今オフに一塁ミットを作製する予定で「幅を広げていきたい。(投手と捕手以外)全ポジション、どこを守ってもスペシャリストのように」と語った。(神田 佑)

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