広島ドラ6のトヨタ自動車・長谷部が「2球空振り三振」 緊急登板にも強心臓「前面に出す気持ちが強み」

[ 2022年10月31日 15:36 ]

第47回社会人野球日本選手権大会 1回戦   トヨタ自動車4―2TDK ( 2022年10月31日    京セラD )

<社会人野球日本選手権 TDK×トヨタ自動車>8回2死二塁、TDK・青木を三振に仕留めガッツポーズをするトヨタ自動車・長谷部(撮影・平嶋 理子)
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 広島からドラフト6位指名を受けたトヨタ自動車・長谷部銀次投手(24)が好救援を見せた。

 同点の8回に先発・嘉陽宗一郎がけん制悪送球で2死二塁を招き、2番手として1ストライクから緊急登板。144キロ、142キロと直球を続けて、2球で空振り三振に仕留めた。

 「得点圏に走者が進めばいくと言われていたので準備はできていた。いつもと変わらずにマウンドにいけました」

 ピンチでも腕を強く振ることのできる勝負強さが持ち味。2球ともに外角狙いが逆球となったものの、強く腕を振ったことで、2球続けて空振りを奪うことができた。

 「気持ちを前面に出し、打者に向かっていけるのが強み。チームに勢いを与えることはできたかなと思います」

 同社出身で広島で同僚となる栗林からは、ドラフト指名直後に連絡をもらった。「“日本選手権を頑張ってから、カープに来てくれ”と言ってもらいました。まずはトヨタに恩返しをしたい」と足下を見つめた。

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2022年10月31日のニュース