福留 若手選手にエール「もっと、もっともっと」「あの時やっておけばと思うことのないように」

[ 2022年9月8日 15:28 ]

<中日・福留引退会見>会見を終え、清々しい表情であいさつする福留(撮影・椎名 航)
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 24年間で日米通算2450安打を放った現役最年長の中日・福留孝介外野手(45)が8日、バンテリンドームで会見を開き、現役引退を発表した。

 ユニホーム姿で会見に臨んだ福留は「さびしさもあるが、誰しもが通る道だと思いますし、いよいよ来たな、というところです」とコメント。

 古巣・中日復帰後の2年間について「自分が野球をやりたいと、諦めきれないなかで、ドラゴンズが手を差し伸べてくださって。去年、今年とドラゴンズのユニホームを着させていただいて、最後はこのユニホームを着て野球人生を終わるということができたので、感謝の一言です」と話した。

 会見の中で若手へのコメントを求められると「もっと、もっともっととは思っています」と笑顔で返答。「僕が今年こうやってユニホームを脱ぐ。早い遅いはありますが(現役選手は)必ず誰もが通る道。やっぱり脱いでから後悔するよりは、あの時やっておけばよかったって思うことのないようにやってくれたらいいなとは思います」とエールを送った。

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