中日・福留が現役引退「24年間ありがとうございました」「さびしさもあるが、誰しもが通る道」

[ 2022年9月8日 14:05 ]

<中日・福留引退会見>引退を表明し、思いを語る福留(撮影・椎名 航)
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 中日は8日、現役最年長の中日・福留孝介外野手(45)が今季限りで現役を引退すると発表。24年間で日米通算2450安打を放ったレジェンドがバンテリンドームで会見を開いた。

 ユニホーム姿で会見に臨んだ福留は「今シーズン限りでユニホームを脱ぐことを決めました。24年間ありがとうございました」とコメント。心境について「さびしさもあるが、誰しもが通る道だと思いますし、いよいよ来たな、というところです」と話した。

 福留はPL学園、日本生命を経て98年ドラフト1位で中日に入団。持ち前の打撃を武器に1年目から活躍し、3度のリーグ優勝に貢献。首位打者2回(03、05年)、ベストナイン4回(02、05、06、15年)、ゴールデングラブ賞5回(02、03、05、06、15年)を獲得し、06年にはMVPにも輝いた。06年、09年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本代表として世界一に貢献するなど、国際舞台でも活躍した。07年オフにはFA権を行使して大リーグのカブスに移籍。大リーグで5年間プレーし、13年に阪神で国内復帰すると、21年には古巣・中日に復帰し、代打の切り札として存在感を見せた。

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