ダルビッシュ 7回途中3失点で9年ぶり13勝&日本人投手1001勝目!メジャー最多21回目のQSも

[ 2022年9月8日 12:44 ]

ナ・リーグ   パドレス6―3ダイヤモンドバックス ( 2022年9月7日    サンディエゴ )

<パドレス・ダイヤモンドバックス>パドレス・ダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(36)は7日(日本時間8日)、本拠地ペトコパークでのダイヤモンドバックス戦に今季26度目の先発登板。7回途中3失点で、今季メジャー最多の21回目のクオリティースタート(QS=6回以上、自責3以内)をマークし、メジャー2年目の13年以来9年ぶりの13勝目を挙げた。これで大リーグでの日本投手の通算勝利数は1001となった。パ軍は6―3で勝ち、2連勝手して貯金14とした。

 し烈なプレーオフ争いの中、今季13勝目に向けてマウンドに上がった。初回は3者凡退に抑えたが、2回1死からバーショ、キャロルに2者連続本塁打を被弾。2点の先制を許し、連続無失点は13イニングでストップした。味方打線が3点を奪い逆転した直後の3回は1死から四球を出したものの、マルテを空振り三振、マッカーシーを中飛に打ち取った。しかし、4回にバーショに2打席連続本塁打を浴びて同点。それでも味方打線がマイヤーズの右中間ソロで勝ち越した直後の5回は1死一、三塁のピンチでマルテを一ゴロ併殺打に仕留める粘りを見せた。ベルの右前適時打でリードが2点に広がった後の6回はしっかりと3者凡退に抑え、7回無死一、二塁の場面で降板。代わったスアレスはこの回を無失点に抑え、パ軍は8回に加点するなどして勝利した。

 ダルビッシュは前回登板の2日(同3日)のドジャース戦では、7回2安打無失点、9奪三振の好投で12勝目(7敗)を挙げ、野茂英雄(ドジャースなど、現パドレス球団アドバイザー=3122奪三振)以来2人目となる日米通算3000奪三振(日本1250、米国1750)に到達していた。この日の投球で、今季通算成績は13勝7敗、防御率3・31となった。

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