巨人・井上温大 プロ初勝利の前にプロ初安打をマーク ロメロの153キロを叩く 打率・333

[ 2022年9月8日 18:58 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2022年9月8日    東京D )

<巨・D>3回、内野安打で出塁する井上(投手・ロメロ)(撮影・会津 智海)
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 巨人の3年目左腕、井上温大(はると)投手(21)がDeNA戦(東京D)でプロ3度目の先発登板。プロ初勝利を目指す試合で初安打をマークした。

 0―0のまま迎えた3回、先頭打者として入った第1打席だった。相手先発右腕・ロメロに2球で追い込まれながらカウント1―2からの4球目だった。外角高め153キロのツーシームを叩くと、打球はワンバウンドしてからロメロのグラブを弾いた。二塁手の牧がバックアップしたが、一塁へは投げられず。井上にとってはプロ4打席目で飛び出したプロ初安打で、通算打撃成績は3打数1安打、この時点で打率・333となった。

 投手としての白星より先にマークしたプロ初安打。DeNAサイドから巨人ベンチに戻ってきた記念のボールは、前夜に通算7打席目でプロ初安打をマークした2年目捕手の喜多が大事そうに受け取ると、井上にとって1年先輩の増田陸へと手渡された。

 井上は吉川の犠打で二塁に進んだが、続くウォーカーの鋭い中飛にベースを飛び出し、慌てて右手から二塁へ戻る場面も。結局、相手中堅手・桑原の再三の好守に阻まれ、先制のホームを踏むことはできなかった。

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