大城だ!中田だ!巨人3ラン2発でド派手に逆転勝ち 3位の虎に1・5差 DeNAに5カ月ぶり勝ち越し!

[ 2022年9月8日 21:31 ]

セ・リーグ   巨人6―5DeNA ( 2022年9月8日    東京D )

<巨・D>5回、逆転3ランを放った中田を、目をまん丸くして迎える原監督(左)(撮影・会津 智海)
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 逆転でのCS進出を目指す5位巨人は、2位のDeNAに逆転勝ちを収めて2カード連続勝ち越し。借金を5に減らした。DeNA戦の勝ち越しは4月26~28日の3連戦(横浜)以来5カ月ぶり今季2度目で、東京ドームでは今季初となった。CS出場圏内となる3位・阪神とは1・5ゲーム差としている。

 4回に4点先制された直後のその裏だった。2死走者なしからポランコの四球と坂本の右前打で一、二塁のチャンスをつくると、大城が自己最多を更新する12号3ランを右翼スタンド中段へ叩き込んであっという間に1点差。続く5回には第91代4番の中田が2戦連発となる逆転の19号3ランを左中間スタンドへ叩き込み、これが決勝点となった。

 プロ3度目の先発で初勝利を目指した3年目左腕・井上は4回に1点失い、なおも2死満塁としたところで降板。2番手右腕・鍵谷が伊藤に走者一掃の左越え二塁打を打たれて0―4となった。だが、前夜には今季最多23安打を放って18点爆勝した打線がこの日も火を噴き、あっさり逆転。5番手右腕・平内が8回に1点差と詰められたものの、最後はドラフト1位守護神の大勢が32セーブ目を挙げて締めくくった。2番手の鍵谷が今季2勝目。大勢は1990年に31セーブをマークした与田剛(中日)を抜いて新人歴代単独3位に浮上した。

 また、7番に入った坂本は2回に中前打を放って通算2186安打目をマーク。2185安打で並んでいた内川(ヤクルト)を抜いて現役最多安打単独トップに浮上し、結局2安打を放って2187安打としている。

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