ダルビッシュ 7回途中3失点で13勝目の権利持ち降板、勝てば日本人投手1001勝目

[ 2022年9月8日 11:54 ]

ナ・リーグ   パドレス―ダイヤモンドバックス ( 2022年9月7日    サンディエゴ )

<パドレス・ダイヤモンドバックス>パドレス・ダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(36)は7日(日本時間8日)、本拠地ペトコパークでのダイヤモンドバックス戦に今季26度目の先発登板。7回途中3失点で、13勝目の権利を持って降板した。勝てばメジャー2年目の13年以来9年ぶりの13勝、大リーグでの日本投手の通算勝利数は1001となる。

 し烈なプレーオフ争いの中、今季13勝目に向けてマウンドに上がり、初回は3者凡退に抑えたが、2回1死からバーショ、キャロルに2者連続本塁打を被弾。2点の先制を許し、連続無失点は13イニングでストップ。味方打線が3点を奪い逆転した直後の3回は1死から四球を出したものの、マルテを空振り三振、マッカーシーを中飛に打ち取った。しかし、4回にバーショに同点となる2打席連続本塁打を浴びた。マイヤーズの右中間ソロで勝ち越した直後の5回は1死一、三塁のピンチを背負ったが、マルテを一ゴロ併殺打に仕留めた。ベルの右前適時打でリードが2点に広がった後の6回は3者凡退に抑え、7回無死一、二塁の場面で降板。代わったスアレスはこの回を無失点に抑えた。

 前回登板の2日(同3日)のドジャース戦では、7回2安打無失点、9奪三振の好投で12勝目(7敗)を挙げ、野茂英雄(ドジャースなど、現パドレス球団アドバイザー=3122奪三振)以来2人目となる日米通算3000奪三振(日本1250、米国1750)に到達していた。

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