U18開幕投手は興南・生盛「初戦で波に乗れるように」

[ 2022年9月8日 05:30 ]

シート打撃に登板した興南・生盛亜勇太
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 9日(日本時間10日)に米・フロリダで開幕する第30回WBSC U18ベースボールW杯に出場する日本代表は現地時間の7日午前、2回目の全体練習を行った。馬淵史郎監督(明徳義塾)は初戦のイタリア戦先発の“開幕投手”を生盛亜勇太(興南)に託したことを明言。現地時間6日の夕食後に告げられたという背番号16は「一番大事な初戦を任されたのは光栄ですし、初戦で波に乗れるように自分が先陣を切りたい」と身震いした。

 米国のマウンドは粘土質で、日本よりも硬いのが特徴。「甲子園とは全然違う。投げにくい」と率直に打ち明けたが、歩幅を狭くすることで対応できている。「インコースを使って木製バットを折れるような強気のピッチングをしたい。日の丸を背負っているので、世界一に貢献できるように」と話す右腕に、指揮官の期待度もかなり高い。「1戦目に投げるということは、球数投げても3戦目、4戦目、5戦目に投げてほしいから、できるだけ前でいくという考え。アバウトに投げてもいいから、腕を振れと言っている」とエース級の働きを求めた。

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2022年9月8日のニュース