巨人・大城「感触はとてつもなく良かったです」「もっと打ちたいと思います」 自己最多12号3ランに笑顔

[ 2022年9月8日 22:35 ]

セ・リーグ   巨人6―5DeNA ( 2022年9月8日    東京D )

<巨・D>4回、3ランを放ちナインに迎えられる大城 (撮影・光山 貴大)
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 巨人の大城卓三捕手(29)がDeNA戦(東京D)で自己最多を更新する12号3ラン。クライマックスシリーズ(CS)出場圏の3位・阪神に1・5ゲーム差と迫る勝利をチームにもたらした。

 8番に入り、2試合ぶりのスタメン出場。捕手として4回に一挙4点先取された直後のその裏だった。2死からポランコが四球で出塁し、坂本が2打席連続安打となる右前打を放って一、二塁。この場面でこの試合の第2打席に入った大城は相手先発右腕・ロメロがカウント1―1から投じた3球目、真ん中やや高めにきたチェンジアップを叩いた。打球はぐんぐん伸びて右翼スタンド中段に着弾。昨季マークした11本塁打を更新する自己最多の12号はチームの士気を高めるに充分な12号3ランとなった。続く5回には中田が2戦連発となる逆転の19号3ラン。これが決勝点となった。

 試合後、大城との一問一答は以下の通り。

 ――すごい当たりの一発。

 「感触は、とてつもなく良かったです(笑い)。めっちゃ良かったです、はい」

 ――狙っていたわけでは。

 「いや、狙ってないです。たまたま…まあチャンスだったので積極的に、という気持ちはあったので、狙ってはいないですけど、結果ホームランになってとても良かったです」

 ――4点取られた直後。

 「そうですね、そこもあって、点を取られた直後だったので、1点でもと思っていたんですけど、とても良かったです」

 ――12本塁打で昨年を上回った。去年を超える目標というのはあった。

 「そうですね。それは思っていましたし、ここで終わらず、あと残り試合少ないですけど、もっと上を目指して頑張ります」

 ――キャリアハイの本塁打で、開幕前の目標を達成。

 「去年よりも上回ったというのはうれしいし、達成はしたけれど、もっと打ちたいと思います」

 ――本塁打は特別か。

 「やっぱり打って得点になるので、とてもいいものですね」

 ――連続無安打があまりない。コンスタントに結果を出す上での意識は。

 「打てなかったら切り替えというか、あとは打てなくても四球とるだとか、そういうのは意識して、切り替えと四球というのは頭に入れています」

 ――今後の終盤戦に向けて。

 「もっともっと厳しくなると思うし、接戦が増えると思うので、なるべく昨日みたいに大量得点したいところですけど、本当に厳しい戦いが続くと思うので、粘って粘ってやるだけです」

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