オリ・若月がプロ初の1試合2発　初回失策に奮起「自分のミスから失点。まだ取り返せたとは言えない」

パ・リーグ   オリックスー西武 （ 2022年8月19日    ベルーナD ）

＜西・オ＞5回、ソロを放った若月（右）はチームメートに出迎えられる（撮影・尾崎　有希）
Photo By スポニチ

　オリックス・若月が、プロ初となる1試合2本塁打を放った。

　まずは2―1の5回先頭で3号ソロ。今井のカーブを中堅左へ放り込み「打ったのはカーブです。自分のミスから失点してしまっていましたし、まだ取り返せたとは言えないので、しっかり頑張ります」とコメントした。

　若月は初回1死二塁の守備で、失点に直結する失策があった。空振り三振の森が振り逃げを試みた際に、若月が一塁悪送球。打者走者の森も生き残る1死一、三塁を招き、続く山川の左前適時打で先制点を献上していた。

　3―3と追いつかれた直後の7回先頭では、2打席連発となる4号ソロ。2番手・本田の初球、外角高め143キロ直球を捉えた打球は右翼ポールに直撃した。「同点に追いつかれた直後でしたし、とにかく塁に出ることだけを考えて打席に入っていたので、結果的に本塁打になってくれてよかったです」とコメントした。