ロッテ朗希、プロ初の1試合3被弾で6回5失点 2カ月ぶり白星の権利も課題残ったスライド登板

[ 2022年8月19日 20:25 ]

パ・リーグ   ロッテ─楽天 ( 2022年8月19日    楽天生命 )

<楽・ロ>5回、浅村にソロを浴びた佐々木朗希は膝に手をつき悔しがる(撮影・島崎忠彦)
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 ロッテ・佐々木朗希投手(20)が19日の楽天戦(楽天生命パーク)に先発。プロ初の1試合3本塁打を浴びるなど、6回、95球を投げ、5安打5失点で降板した。打線の奮起もあって6─5とリードした状態で救援陣にバトンを渡した。

 登板予定だった17日のオリックス戦(ほっともっと神戸)が雨天中止となり、自身初のスライド先発となったが、直球、フォークともに本来の球ではなかった。初回2死一塁から島内に一、二塁間への鋭い当たりを打たれ、右翼手の岡が中堅手寄っていたため、これがフェンスまで達し、一塁走者が生還。先制を許すと、逆転してもらって1点リードで迎えた4回には1死一塁から茂木に真ん中に入ったフォークを右翼席に逆転2ラン。さらに5回には2死無走者から浅村に152キロ直球を右翼席に運ばれた。この浅村の一発で通算10本目の被本塁打となった。

 打線が奮起し、6回にはバッテリーを組む松川の走者一掃の右中間二塁打などで逆転してもらうなど強力援護を得たが、6回には鈴木大に152キロ直球を右越えソロ。マウンド上でぼう然とする姿があった。

 後半戦3度目の先発で、6月22日の西武戦以来となる7勝目の権利は得たが、プロ3年目の初の1試合2被弾どころか、3本塁打を浴びた佐々木朗希。奪三振も6にとどまるなど、課題の残る登板となった。

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