オリ・由伸　得意の獅子狩りで通算50勝目　西武には昨季から7連勝　まだまだ熱パ終わらせん！

パ・リーグ   オリックス4－3西武 （ 2022年8月19日    ベルーナD ）

＜西・オ＞7回、勝ち越しソロを放った若月（右）を笑顔で出迎える山本（撮影・尾崎　有希）
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　オリックスの山本由伸投手（24）が、17日の西武戦に先発し、9回を3失点完投で、節目の通算50勝目を飾った。

　西武相手には昨季から6連勝中。今季はここまで3試合で2勝0敗、対戦防御率は0・39と部類の強さを誇ったが、この日も逆転勝利でついに7連勝となった。

　初回にミスが出た。1死二塁で、森を空振り三振にしとめたが、捕手・若月が一塁へ悪送球し、まさかの一、三塁となり、山川に先制適時打を許した。だが、そこから粘って、打線の援護を待った。

　打線は4回に杉本の押し出し四球などで2点を奪い逆転すると、5回には女房役の若月が汚名返上とばかりに3号ソロ。さらに同点となった7回にも若月が4号ソロ。プロ初の1試合2発で、山本を援護した。

　山本は8回の2死一、二塁のピンチも栗山を三飛に打ち取って、リードを堅守。9回も投げ切った。

　8月17日が誕生日で24歳となって初めての試合。「スキのない良いピッチャーになりたい。いい1年にしたい」と話していたが、見事に白星での発進となった。