近江・山田が準決勝先発へ「問題ない」 大阪桐蔭撃破の下関国際に「粘り負けしない」

[ 2022年8月19日 13:32 ]

近江の山田陽翔投手。準決勝でも力投を誓う
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 あす20日の準決勝第2試合で下関国際(山口)と戦う近江(滋賀)は19日、軽めの全体練習を行った。エースで主将の山田陽翔投手(3年)は完全ノースロー調整。18日の準々決勝・高松商(香川)との試合でつった右太腿裏は問題ないようで、21年ぶりとなる夏決勝への切符を懸けた激戦へ、万全で挑む。

 「(下関国際は)なかなか簡単には勝たせてもらえない相手。ここまできたら、勝負はどちらに転ぶかわからない。最後は自分たちが勝利をつかめるように。後半勝負になる。そこでワンチャンスをものにできるか。集中してやっていく」

 多賀章仁監督は高松商戦の直後に、準決勝での山田の抑え起用も示唆したが、右腕は「(先発でも)問題ない」と宣言。ここまで投打の柱としてチームをけん引してきた背番号1。大阪桐蔭を撃破した下関国際の粘り強さを警戒し「粘り負けしないように、根気強く戦いたい」ときっぱり。悲願の初優勝まで突っ走るつもりだ。

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2022年8月19日のニュース