【ダルと一問一答】5年ぶり2桁勝利に「自分が投げて、みんなで勝ったのが10回」

ナ・リーグ   パドレス13－5ロッキーズ （ 2022年8月2日    サンディエゴ ）

ロッキーズ戦に先発し、10勝目をマークしたパドレス・ダルビッシュ（AP）
Photo By ＡＰ

　パドレスのダルビッシュ有投手（35）が2日（日本時間3日）、ロッキーズとのダブルヘッダー第1戦に先発。6回6安打3失点の好投で2017年以来、5年ぶりとなる2桁10勝をマークした。試合後、ダルビッシュの主な一問一答は以下の通り。

　――トレードデッドラインで落ち着かない雰囲気、難しさはあったか
　「結構大きくチームは変わるというか、クラブハウスもいつもより騒がしいというか、そういうところでなるべく自分は気にしないように。自分の仕事は今日投げることだと言い聞かせて集中していました」

　――先制2点本塁打を許した
　「その前のバッター、いいところを（ストライクを）とってもらえなかったので“え？”という気持ちはありましたけど、あのホームランは自分のロケーションの完全なミスで、外にちゃんと投げていればああいうことは起きていないので、真ん中から内はあのバッターはホームランを打てるので。でも切り替えて、まだ2回だしというところでした」

　――3点目をとられ、無死一、三塁からギアが上がった
　「自分としては投手コーチが来て、犠牲フライはいいやというところはあったんですけど、いい感じでギアも上がって三振も取れて良かった」

　――逆転勝利、後半戦楽しみ
　「トレードでとった選手はあんまり来てない状態なので、そこで負けてしまうと良くない時のパドレスってなっちゃうので、ここでしっかり勝ったというのはよかったと思います」

　――トレードでの補強、大谷選手が来るという噂もあったが
　「みんな大谷くんのことを自分に聞いてきたりとかしてたので、でも大谷くんが来るということはなかなか考えられなかったので、最近はみんなソトの話をしていました」

　――5年ぶりの2桁勝利
　「勝てる試合で、勝ちがつく、つかないというのは難しい話なので、それも含めての野球だし、10勝ついているということは、それだけ自分が投げて、みんなで勝ったのが10回あるということなので、それはすごく嬉しいですし、自信にはなります」

　―ーソト、ベル、ヘイダーの加入をどう感じているか
　「もちろん嬉しいですよ。ただ、悲しい部分もすごくあって、自分はそっちの方が先に来るかな。ゴアもそうですし、いつも一緒に話していたし、ホズマーもなかなかうまくいかない中でもクラブハウスでいつも同じ人、一切暗いところを見せないし、それで僕は習ったこともありましたし、ボイトもそうですし、この球団で一緒に戦っていくんだ、一緒にワールドシリーズ戦うんだとスプリングトレーニングから一緒にきたので、ここで急にどこかにいくというのは向こうも寂しいだろうけど、自分達もすごく寂しいという気持ちはすごく持っています」