エンゼルスGMが3選手放出語る「ベストな方向」「オフシーズンに本当に競争力のあるチームをつくる」

[ 2022年8月3日 11:44 ]

エンゼルスのペリー・ミナシアンGM
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 エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが2日(日本時間3日)、エンゼルスタジアム内で会見を開き、先発右腕シンダーガード、外野手マーシュ、守護神イグレシアスを放出した今回のトレードや、残留が決まった大谷について語った。

 3選手を放出し、捕手オハッピら若手有望株を獲得したことについては「とてもタフ(な決断)だった。良い選手をトレードするのは楽しいことではない。ただ、今、我々は良いプレーをしていない。この先どうしたいか考え、必要なものを見極める。これがベストな方向だと思った」と説明した。

 23年オフにFAになる大谷は残留が決まったとはいえ、今オフには歴史的金額が予想される再契約が待ち受ける。再契約できなければ、再び移籍市場で争奪戦が繰り広げられることは必至だ。同GMは「契約については話さないが…私たちは翔平を愛している。明らかにフィールド上、フィールド外で彼は優秀な存在だ。我々はそれが将来的にどこに向かうかを示してくれている」と説明。

 今後に向けては「このチームは翔平とトラウトだけではない。マイナーリーグレベル、育成の観点から、あらゆる面でポジティブ、プラスになることがたくさんある。ただ、結局のところ、大リーグは勝敗で判断される。そのことは十分に分かっている。オフシーズンに本当に競争力のあるチームをつくって、勝つチャンスをつくる。それが目標」と意気込みを語った。

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2022年8月3日のニュース