巨人が1411日ぶり借金7 伝統の一戦に連敗喫し、球宴前から4連敗 天敵・伊藤将から1点どまり

[ 2022年8月3日 20:35 ]

セ・リーグ   巨人1―2阪神 ( 2022年8月3日    東京D )

<巨・神>7回1死一塁、梅野の遊ゴロで一走・熊谷が封殺されたプレーについて、矢野監督に続いてリクエストを行使する原監督(撮影・坂田 高浩)
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 巨人は阪神との伝統の一戦に連敗を喫し、球宴前からトータル4連敗。2018年9月22日以来1411日ぶりの借金7となった。

 相手先発左腕・伊藤将の前にわずか4安打。0―2で迎えた6回1死から吉川が右中間スタンドへ13試合ぶりとなる5号ソロを叩き込んで1点を返したが、得点はこれだけだった。

 伊藤将には5月22日(甲子園)、7月14日(甲子園)と2試合連続完封負けを喫しており、巨人が同じ投手に3試合連続完封負けとなると1970年の平松政次(大洋)、1995年のテリー・ブロス(ヤクルト)以来27年ぶり3度目、阪神投手には史上初の屈辱となるところ。それは吉川の意地の一発で阻止したが、6回1失点で降板した伊藤将の後も浜地、湯浅、岩崎に封じ込まれて最後まで勝ち越すことはできなかった。

 先発右腕・戸郷は今季阪神戦20イニング目となった3回に初失点すると、5回には捕手の梅野に真ん中高め直球を被弾。8回4安打2失点と好投するも打線の援護に恵まれず、自身初の2桁勝利を逃して今季5敗目を喫している。

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2022年8月3日のニュース