横浜隼人 女子の甲子園初優勝!水島 タイブレーク延長10回に決勝打

[ 2022年8月3日 04:30 ]

第26回全国高校女子硬式野球選手権大会決勝   横浜隼人4―3開志学園 ( 2022年8月2日    甲子園 )

<開志学園・横浜隼人>延長タイブレーク10回、横浜隼人・水島は勝ち越しの2点適時打を放ちガッツポーズ(撮影・後藤 大輝)
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 第26回全国高校女子硬式野球選手権大会決勝が2日、2年連続で甲子園球場で開催され、横浜隼人(神奈川)が開志学園(新潟)を下し初優勝を飾った。タイブレークに突入した延長10回2死二、三塁で、4回守備から途中出場した水島来望(3年)が中前へ決勝の2点適時打を放った。

 「打球が上がったので“落ちろ”と願っていました。絶対に後ろに回して、つなごうという気持ちでした」

 7回2死では、あと1球で敗戦というところから追いつき、延長に持ち込んだチームの執念を象徴する殊勲打だった。水島は大会開幕1カ月前に右足首を捻挫。ベンチを温めていたが、これ以上ない場面で結果を残した。「甲子園は男子しかなくて、行きたくても行けない場所だったけど、夢がかないました」と目を輝かせていた。

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