夏の甲子園代表4校でコロナ集団感染 回復までの期間を考慮し日程変更を決定 3日組み合わせ抽選会

[ 2022年8月3日 04:30 ]

第104回全国高校野球選手権変更前と変更後の組み合わせ
Photo By スポニチ

 日本高野連は2日、第104回全国高校野球選手権(6日から17日間、甲子園)に出場する浜田(島根)、帝京五(愛媛)、有田工(佐賀)、九州学院(熊本)が新型コロナウイルスの集団感染と判断されたと発表した。

 4校は3日の抽選会と、6日の開会式を欠席する。回復までの期間を考慮し、日程変更を決定。4校は大会第8日の2回戦が初戦となる措置を取る。当初は第7日の第3試合で出場49校が全て登場する日程だったが、第7日の1~3試合目を第8日に組み込み、4校がこの3試合のいずれかで初戦を迎えることになった。それにともなって3回戦の日程も一部変更する。

 主催者は「2回戦からの登場で不公平感を指摘する声があると思うが、全代表校が出場できるように配慮した」と説明。また、代表49校計1641人を対象とした大会前のPCR検査では、10校計26人に陽性者が出たことも発表された。

 今大会の感染予防ガイドラインでは、選手変更は試合開始2時間前まで可能としている。抽選会以降の日程変更は行われず、今後、チーム内に集団感染が判明した場合、当該校は出場辞退となる可能性もある。 

続きを表示

2022年8月3日のニュース