借金7の巨人、首位ヤクルトと今季初の15ゲーム差に 振り向けば中日…最下位とわずか2ゲーム差

[ 2022年8月3日 22:19 ]

セ・リーグ   巨人1―2阪神 ( 2022年8月3日    東京D )

<巨・神>9回、岡本和(左)が中飛に倒れ試合終了。ベンチから険しい表情で見つめる原監督(撮影・河野 光希)
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 巨人は阪神との伝統の一戦に連敗を喫し、球宴前からトータル4連敗。2018年9月22日以来1411日ぶりの借金7となった。

 前回対戦まで2試合連続完封負けを喫していた相手先発左腕・伊藤将の前にわずか4安打。0―2で迎えた6回1死から吉川が右中間スタンドへ13試合ぶりとなる5号ソロを叩き込んで1点を返したが得点はこれだけで、自身初の2桁勝利を目指して8回2失点と好投した戸郷を援護することができなかった。

 7月20日のヤクルト戦(神宮)後に選手20人、コーチ7人、スタッフ11人の計38人が新型コロナウイルス陽性と判定され、翌21日に14選手が「特例2022」により登録抹消。22日から24日の中日3連戦(バンテリンD)、29日から31日のDeNA3連戦(横浜)が延期となった。7月19日以降、支配下登録選手41人を含め首脳陣、スタッフ計84人が感染するコロナ禍となり、8月2日の阪神戦(東京D)で13日ぶりにリーグ戦再開。だが、再開後2連敗でトータル4連敗となり、7月18日のヤクルト戦(神宮)を10―8で制したのを最後に白星から遠ざかっている。

 また、巨人の試合後に首位ヤクルトが勝利したため、ヤクルトと巨人のゲーム差は今季初の15に。6試合延期となるまで3・5ゲーム差あった最下位・中日とは現在2ゲーム差まで詰められている。
 

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2022年8月3日のニュース