×

兵庫大会史上最速開幕!甲南“一番星” エース・中 両足つりながら8回1/3を2失点熱投

[ 2022年6月26日 06:00 ]

全国高校野球選手権兵庫大会1回戦   甲南4ー2明石北 ( 2022年6月25日    姫路ウインク )

<明石北・甲南>開幕戦を飾った甲南ナインは喜びを爆発させる(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 第104回全国高校野球選手権大会(8月6日から14日間、甲子園)の出場校を決める地方大会は25日、兵庫大会が開幕するなど各地で計14試合が行われた。兵庫では甲南が明石北を振り切り、史上最速の開幕星を飾った。

 エースの熱投が、夏の兵庫大会史上“最速星”をもたらした。甲南の先発・中翔希(3年)は両足をつりながらも8回1/3を2失点。試合後は車いすに腰かけながら、開幕カードの勝利をかみしめた。

 「最後の夏の大会になるので、楽しむのを大事にしていた。打てるもんなら打ってみろという気持ちで投げていました」

 8回まで明石北の1番・長妙大悟(2年)に3安打を打たれた以外は、走者を許さなかった。8回の投球練習中に右ふくらはぎをつったが、それでも続投を志願して3者凡退に抑えた。9回には中の気迫に打線が応え、リードは4点に。9回途中に左足もつってしまい、1死一、二塁から適時二塁打を浴びて降板となったが、エースの役割は全うした。

 甲南は昨秋の阪神地区大会Dブロック代表決定戦を新型コロナウイルスの影響で辞退。今春の阪神地区大会では初戦で関西学院に3―4のサヨナラ負けを喫し、現チームは公式戦を2試合(不戦敗含め3試合)しか戦っていなかった。それだけに、最後の夏の1勝は喜びもひとしおだ。中は足をつっただけで、2回戦の明石清水戦への影響はないもよう。「チームとして甲子園に出ることが目標。一つでも多く勝っていきたい」。白星は何よりの薬。夢をつかみ取り、兵庫で一番長い夏を過ごす。(北野 将市)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2022年6月26日のニュース