西武・山川 通算200本塁打出た!田淵幸一、秋山幸二を抜き日本人最速697試合目で達成

[ 2022年6月26日 13:52 ]

パ・リーグ   西武―楽天 ( 2022年6月26日    楽天生命パーク )

<楽・西>4回、通算200本塁打となる先制ソロを放った山川(右)はベンチ前でどすこいポーズ(撮影・尾崎 有希)
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 西武の山川穂高内野手(30)が26日の楽天戦(楽天生命パーク)に「4番・一塁」で先発出場。0―0の4回に2試合ぶりとなる23号先制ソロを放ち、日本人最速で200本塁打に到達するも「めちゃくちゃ忘れてました」と振り返った。

 山川は4回の第2打席、楽天先発・早川の投じた3球目を捉え右中間スタンドまで運ぶ先制23号ソロ。ベンチ前で恒例の“どすこいポーズ”を披露し記念ボードを受け取ると、笑顔で記念撮影に応じた。

 本塁打数リーグトップを独走する山川は、この試合が通算697試合目の出場。これまで日本人選手の通算200本塁打最速到達は田淵幸一(スポニチ本紙評論家)、秋山幸二の714試合となっていたため、記録を塗り替える一打に。プロ通算200本塁打は史上113人目となった。

 2年連続で“やや不本意”なシーズンに終わった山川だったが今シーズンは開幕2戦目のオリックス戦(3月26日)で1号3ランを放つと、その後も順調に本塁打を量産。故障で14試合の欠場がありながらも19年以来3年ぶりの本塁打王奪回へランキングトップを独走していた。

 5月には23試合に出場し、打率・321、9本塁打、18打点の好成績を残し、19年4月以来6度目となる「大樹生命月間MVP」を受賞。自身が持つチーム最多受賞回数を更新するなど好調を維持している。

 ▼山川 打ったのはチェンジアップかな、と思います。いや~、200号、めちゃくちゃ忘れてました。打席の中では相手投手に対して集中してますから。ホームランの後、ベースを回りながらベンチを見たら、あ、そうだった、って。打てて良かったです。

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