ヤクルト・小沢怜史が5年ぶり1軍復帰登板!新背番「70」のユニホーム間に合わず「014」で登板

[ 2022年6月26日 14:00 ]

セ・リーグ   ヤクルト―巨人 ( 2022年6月26日    神宮 )

<ヤ・巨>ヤクルト2番手・小沢。支配下登録はされたものの新しいユニホームが間に合わず背番号は014のまま(撮影・村上 大輔)
Photo By スポニチ

 26日に支配下選手として公示され、同時に出場選手登録も公示されたヤクルトの小沢怜史投手(24)が3回に5年ぶりとなる1軍復帰登板を果たした。小沢はソフトバンク時代の2018年11月以来4年ぶりの支配下契約。前回の1軍登板はソフトバンク時代の2017年8月25日のロッテ戦。1766日ぶりの1軍マウンドとなった。また、支配下契約に伴い、背番号は「014」から「70」に変更された。

 大ピンチの3回だった。先発のスアレスが5失点してなおも無死満塁。ここで高津監督は投手交代を告げた。マウンドにはこの日に支配下選手として公示され、同時に出場選手登録も公示された小沢を送った。小沢は新背番「70」のユニホームが間に合わず「014」を背負って5年ぶりとなる1軍復帰登板を果たした。

 無死満塁での5年ぶりとなる1軍マウンド。吉川を三直に打ち取ると、ワンバウンドのストレートで戸郷のスクイズ失敗を誘い三走・坂本をアウトに。2死として戸郷を三振に斬って取り無失点に抑えた。堂々たる“電撃復帰登板”に神宮のファンから大きな拍手が送られた。

 静岡県出身の小沢は日大三島から15年ドラフト2位でソフトバンク入りしたプロ7年目右腕。18年11月に育成契約となり、20年限りで戦力外通告を受け、ヤクルトと育成契約を結んだ。昨季終盤、サイドスローに転向している。右腕は神宮のクラブハウスで取材に応じ、「うれしい気持ちと、ここからもう一回頑張ろうという気持ちです。とにかく結果を出してアピールしていくしかない」と決意を新たにした。

 プロ7年間で1軍登板は17年の2試合だけで、2回3失点(自責3)、防御率13・50の成績。今季はイースタン・リーグでここまで全てリリーフで24試合に登板し、1勝1敗8セーブ、防御率1・30の好成績を残している。

続きを表示

この記事のフォト

2022年6月26日のニュース