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金本知憲氏 阪神・大山は積極的な打撃を継続するべき 輝は甲子園で本塁打出なくても気にするな

[ 2022年6月26日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神10ー0中日 ( 2022年6月25日    甲子園 )

金本知憲氏
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 【金本知憲 視点】阪神は序盤の得点が効いた。初回は相手のバッテリーミス、2回は守備のミスで好機が拡大。本調子ではなかった中日先発・福谷の状態を見逃さず、積極的に攻めたことが奏功した。

 特に6月、打撃好調の大山は本塁打こそ4試合遠ざかっているものの、状態は維持している。それを2回2死満塁からの第2打席で証明した。初球の甘い149キロ直球を、確実に捉えた。

 この打席が象徴するように、ここまでは早いカウントから打ちにいく傾向が見られる。今季は66安打を記録。そのうち14安打が初球を捉えたものだ。カウント別の安打数では最多。打席に入る前から心と体の準備がしっかりできているという証拠だ。

 当然ながら相手チームも「初球打ち」「早いカウントから仕掛けてくる」という傾向を把握している。しかしこのデータは大山にとって好都合にもなる。相手は「初球打ち」を警戒して初球はボール球から入ってくる可能性が高くなる。実際に初回(四球)、4回(四球)、6回(右前打)の打席では初球は明らかなボール球だった。相手が勝手に警戒してくれれば打者有利のカウントにも持ち込める。今後も積極的な打撃は継続するべきだ。

 また、4番の佐藤輝は4月15日の巨人戦を最後に甲子園で本塁打を記録しておらず、今季は13本塁打のうち甲子園では3本。本拠地で打ちたい気持ちはあるだろう。しかし甲子園で本塁打が打てていないことは気にする必要も意識することもない。それよりも自分の打撃を崩すことなく、続けることが重要だ。(スポニチ本紙評論家)

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