巨人・戸郷 今季最短3回途中6失点KO 今季初の中4日登板も実らず、リーグ最多タイ8勝目逃す

[ 2022年6月26日 16:11 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2022年6月26日    神宮 )

<ヤ・巨>3回、降板する戸郷 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人の勝ち頭、戸郷翔征投手(22)がヤクルト戦(神宮)に先発登板。今季最短となる3回途中6安打6失点(自責5)でKOされた。

 大城とバッテリーを組み、今季初の中4日となったマウンド。初回に3点、3回に2点と味方打線に大量5点の援護をもらったが、5―1で迎えた3回だった。山田に左前適時打、青木に左越え適時二塁打を許して2点を返され、5―3と2点差に詰められ、なおも2死一、二塁。オスナは打ち取った当たりだったが、強風にあおられたこともあって中前にポトリと落ちる適時打となり、1点差に迫られた。

 ここでベンチの原監督は投手交代を決断。2番手として、ここまで終盤に出て来ることが多く、リーグ2位の17ホールドを誇る左腕・今村が登板した。だが、今村は最初に打席へ迎えた8番・長岡に痛恨の逆転3ランを被弾。戸郷の失点は6となった。

 戸郷の投球内容は2回2/3で打者16人に対して75球を投げ、6安打6失点(自責5)。奪三振はなく、与えた四球は3つ、直球のMAXは150キロだった。

 前回登板した21日のDeNA戦(東京D)では7回6安打1失点と好投したものの、打線の援護に恵まれず、打球が右膝上の太もも部分を直撃したこともあって降板。今季8勝目を手にすることはできなかった。

 ▼戸郷 野手の方が先に点を取ってもらったのに守り切ることが出来ずチームに申し訳ないです。

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