広島14年ぶりの「5試合連続1得点以下」で再び交流戦単独最下位

[ 2022年6月1日 23:10 ]

交流戦   広島1ー5日本ハム ( 2022年6月1日    マツダ )

<広・日>選手交代を告げベンチに戻る佐々岡監督 (撮影・奥 調)
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 広島は1日の日本ハム戦に1―5で敗れ、2勝6敗で再び交流戦単独最下位に沈んだ。5試合連続1得点以下は08年4月以来、14年ぶりの低調だ。

 佐々岡真司監督(54)は「積極的にっていうか(日本ハム・上原は)追い込まれたら、チェンジアップの抜かれる球っていうのを分かっていながらね、なかなか仕掛けっていうところができていない。追い込まれて抜かれる球で…ていうところだった」と嘆いた。

 唯一の得点は7回。5回に代打で空振り三振に倒れた後も左翼に残っていた堂林が2死一、二塁から中前打を放ち、二塁走者・小園を本塁へ還した。適時打は先月28日のソフトバンク戦の初回にマクブルームが左前適時打して以来、実に32イニングぶりだった。

 7回以外も2、5、8、9回に二塁まで走者を進めながら、決定打が出ず9残塁。5回1死一、二塁では松山、堂林の代打攻勢が不発で、「ずっと点を取れていないんでね。早めに仕掛けないといけなかった。そこは点を取りにいかないと…という気持ちでしたけどね」と悔しそうに振り返った。

 交流戦突入後は8試合を終えて計11得点、本塁打は12球団で唯一なく、1試合平均は1・38点しかない。19、21年に最下位に甘んじた“鬼門”の交流戦。今季も時期をはかったように投打ともに下降線をたどり、苦戦の日々だ。

 <14年ぶりの5試合連続1得点以下>
【22年】
 5・27ソ●0―7
 5・28ソ●1―11
 5・29ソ●0―8
 5・31日○1―0
 6・1日●1―5
【08年】
 4・13中●0―7
 4・15神●0―5
 4・16神●1―5
 4・18巨●1―5
 4・19巨○1―0
 

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