ロッテがメジャー155セーブ右腕・オズナを獲得調査 19年最多セーブの27歳

[ 2022年6月1日 04:00 ]

アストロズ時代のオズナ
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 ロッテが新外国人として、メジャー通算155セーブを誇るロベルト・オズナ投手(27)を調査していることが31日、分かった。160キロ近い剛速球とスライダーを武器とするメキシコ出身右腕は、大リーグで長くクローザーとして活躍し、アストロズ時代の19年に38セーブで最多セーブに輝いた。翌20年に右肘を痛めると、21年からはメキシカンリーグでプレーしてきた。20年オフにFAとなって以降はメジャー球団との契約を手にできていないが、27歳とまだ若いことに加え、今季もレッドデビルズで12試合に登板し、2勝0敗6セーブ、防御率1.35。13回1/3を投げ6安打2失点、15三振2四球と安定した投球を披露している。

 既に現地メディアでは日本球界入りの可能性が報じられ、ロッテが移籍先候補に挙がっている。現在チームは打線が低迷しリーグ5位だが、一方で投手陣は開幕から安定。それでも、近年のブルペンを支えてきた佐々木千、国吉、唐川らの状態が上がらず、2軍で調整中の状態だ。仮に、メジャーでも屈指だったリリーバーが加入となれば、益田を休ませながらのダブル守護神も可能となる。自慢の投手力を前面に押し出して巻き返しを図ることになる。

 ◇ロベルト・オズナ 1995年2月7日生まれ、メキシコ出身の27歳。11年8月にブルージェイズと契約。20歳だった15年4月8日のヤンキース戦でメジャーデビュー。18年5月に女性への暴力容疑で逮捕され、75試合出場停止の処分を科された。17年の第4回WBCではメキシコ代表に選出された。1メートル88、98キロ。右投げ右打ち。

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