日本ハム・上原「いい影響」二刀流が今季1勝呼んだ好投の理由 でも打撃は「いやぁ…」

[ 2022年6月1日 21:59 ]

交流戦   日本ハム5ー1広島 ( 2022年6月1日    マツダ )

<広・日>力投する先発の上原(撮影・奥 調)
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 秋季キャンプで二刀流への挑戦を表明した上原健太投手(28)は9番で先発し6回無失点で2年ぶりとなる今季初勝利を挙げた。打者としては無安打に終わった。これで新庄ビッグボス率いる日本ハムは交流戦を4勝4敗と星を五分に戻した。

 試合後のヒーローインタビューでは、広陵高時代を過ごした広島の地に対する思いを聞かれ、「特にないですけど…見慣れた景色だなと思いました」とクールに答えた。また、バッティングに関する質問には「いやぁ…全然まだまだですね」と言いながらも、「打者心理など、投げることにもいい影響がある」とし、二刀流に対して「僕らしいプレースタイルをつくっていけるように頑張りたい」と締めくくった。

 この日の舞台はマツダ。上原にとっては18年6月18日に福井からプロ初本塁打を放ち5回3安打1失点で交流戦初勝利も手にしている思い出の舞台だった。
 思い出の地で左腕が躍動した。初回からリズムよく広島打線を抑えた上原は、5回に坂倉、中村奨に安打を打たれ1死一、二塁としたのが唯一のピンチだった。結局6回89球を投げ6三振を奪い無失点で中継ぎに後を託した。9番での打席では左飛、空三振、空三振と無安打に終わった。

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