ロッテ中村奨吾がプロ初4番で史上15人目の全打順本塁打達成!安田は2打席連発 6発“ソロ合戦”

[ 2022年6月1日 19:33 ]

交流戦   ロッテ―ヤクルト ( 2022年6月1日    神宮 )

<ヤ・ロ>2回、同点ソロを放つ中村奨(撮影・尾崎 有希)
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 ロッテの中村奨吾内野手(30)がプロ初の4番で先発出場したヤクルト戦(神宮)の2回に同点の3号ソロを放った。中村はこの本塁打で史上15人目となる全打順本塁打を達成した。この回には6番・安田に待望の今季1号が飛び出し、4回には2打席連発の2号ソロを放った。

 中村は山田に先制弾を許した直後の2回に先頭で打席に入り、相手先発・原樹理の初球ど真ん中の139キロカットボールを完璧に捉え、打球は左翼席中段に飛び込んだ。打った瞬間に本塁打を確信した中村は悠然と走り出した。この本塁打で史上15人目となる全打順本塁打を達成。ロッテでの全打順本塁打は2020年11月1日の楽天戦で4番で達成した清田育宏以来となった。堀幸一、井口資仁現監督、清田に続くチーム4人目の達成者となった。ちなみに4番での達成は5人目。

 2回に一時は勝ち越しとなる今季1号ソロを放った安田は今季108打席目の嬉しい1発に「昨日チャンスで打てなかったので今日の1打席目でしっかり打てたのはよかった。ここからもっともっと打ちたいし、1本出て気持ちも乗っていけるように頑張る」と語った通り、4回にも2打席連発となる2号ソロを放った。なお、この試合は4回までヤクルトの得点が山田、オスナ、浜田のソロ3本。ロッテも中村と安田の2本がソロ本塁打という“ソロ合戦”となっている。

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