来日初勝利へ オリ・ワゲスパック5回1失点 勝利投手の権利を得て降板「テンポよくしっかりできていた」

[ 2022年6月1日 20:23 ]

交流戦   オリックスーDeNA ( 2022年6月1日    横浜 )

<D・オ>オリックス先発のワゲスパック(撮影・島崎忠彦)
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 来日初勝利が懸かるオリックスの先発・ワゲスパックが5回1失点で、勝利投手の権利を得て降板した。

 立ち上がりから圧巻だった。1メートル98の長身から投げ下ろす150キロ超の直球に、カットボールなどを織り交ぜてDeNA打線を翻弄(ほんろう)し4回まで無安打投球。5回1死無走者から大和、嶺井に連打を許し、桑原に右中間へ適時二塁打。なおも1死二、三塁の危機で踏ん張った。

 代打・宮本を154キロで、佐野を153キロで2者連続空振り三振に仕留め、最少失点で切り抜けた。

 ワゲスパックは球団を通じて「今日はテンポよく、打たせて取ることを目標にマウンドに上がっていたし、それを5回の途中までしっかりとできていたと思う。最後は連打で1点を許してしまったけど、その後のピンチをしっかりと切り抜けることができたし、何とかチームに勝ちが付くチャンスを与える投球ができてよかったよ」とコメントした。

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2022年6月1日のニュース