阪神、頼みの中軸封じられた　好機で輝が糸井が大山が凡退　矢野監督「まず先発を崩さないと」

交流戦   阪神0-2西武 （ 2022年5月31日    甲子園 ）

＜神・西＞初回、佐藤輝は一ゴロに倒れる（右は投手・佐藤）（撮影・坂田　高浩）
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　阪神期待の中軸が封じ込まれた。特に4番の結果で勝負の明暗が分かれた。初回2死二塁の好機で佐藤輝は一ゴロに倒れて連続試合打点は3でストップ。6回2死一塁からの打席では内野安打した。2出塁こそ記録したものの本来の姿は影を潜めた。

　「まずは先発を崩していかないと…。点を取らないとね」

　矢野監督も嘆くしかなかった。2試合ぶりに5番に入った糸井も不発。6回2死一、三塁、8回2死一、二塁と2度の好機でいずれも凡退だ。力のないゴロアウトに倒れた不惑の超人は、直近10試合で33打数3安打と元気がない。3番・大山は6回1死一塁で佐藤の145キロ直球を捉えるも、中堅フェンス手前で失速。無情にも無安打に終わるなど虎打線を支える柱が次々と崩れた。