鷺宮製作所が2年ぶり16度目の都市対抗出場　東京第1代表掴み取る　右腕・小孫が7安打完投

都市対抗野球東京2次予選第1代表決定戦   鷺宮製作所6―1セガサミー （ 2022年6月1日    大田スタジアム ）

第1代表決定トーナメントで完投勝利を挙げ、喜ぶ鷺宮製作所・小孫
Photo By スポニチ

　投打がかみ合い、鷺宮製作所がセガサミーに快勝。2年ぶり16度目の都市対抗野球の本戦（7月18日開幕、東京ドーム）出場を決めた。

　初回に1点先制すると、4回には4番・野村工外野手が左越え2ランを放つなど効果的に加点した。先発のプロ注目右腕・小孫竜二投手は127球の熱投で、7安打1失点、10奪三振で完投。「絶対9回まで投げ切ってやろうと思っていた。第1代表で行けるのは格別です」と汗をぬぐった。

　昨年はNTT東日本の補強選手として参加したが、今年は自チームのユニホームを着て本戦に向かう。「鷺宮の社員に喜んでもらえる試合をしたい」と意気込んだ。

　岡崎淳二監督は「4月のオープン戦から手応えはあった。いい感じでこの2カ月は来ていたので、積極的にみんながやってくれた。（第1代表は）そんなに意識していなかったが、東京で1位で抜けたのは選手は自信を持っていいと思います」と振り返った。