巨人・井納 378日ぶり1軍マウンドはわずか5球で見事な火消し 昨季FA加入も0勝&防御率14・40

[ 2022年6月1日 19:55 ]

交流戦   巨人―ソフトバンク ( 2022年6月1日    東京D )

巨人・井納
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 巨人の井納翔一投手(36)がソフトバンク戦(東京D)で昨年5月19日の広島戦(東京D)以来378日ぶりとなる今季初登板。わずか5球で相手の主軸打者2人をピシャリと抑える好救援を見せた。

 1カ月ぶりの先発マウンドに上がったドラフト3位右腕・赤星が5回途中6失点で降板し、なおも1死二塁とピンチが続いた5回に2番手として登板。4番・グラシアルを一直に仕留めると、5番・中村晃は左飛に抑え、見事な火消しとなった。

 井納は8年間所属していたDeNAから2020年オフに巨人へFA移籍。移籍後初登板初先発となった昨年3月31日の中日戦(バンテリンD)で2回途中4失点KOされ、翌4月1日に登録抹消。5月4日の再登録後はリリーフに回った。だが、5月19日に行われた広島戦(東京D)で6回1死満塁という場面で登板すると、最初に打席へ迎えた鈴木誠に適時打を許した後、続くクロンに初球の真ん中フォークを左中間スタンド上段へ満塁アーチを被弾と4試合で3本塁打を浴びるなど結果が出ず、翌20日に2度目の登録抹消。10月3日に出場選手登録されたが、登板がないまま5日に抹消となり、移籍1年目を5試合5回11安打8失点(自責8)の防御率14・40で終えていた。

 今季はここまでイースタン・リーグで2度の先発を含む11試合に登板して3勝0敗。27回15安打8失点(自責8)の防御率2・67の数字を残している。

 ▼桑田投手チーフコーチ ファームで成績残してましたので、状態もいいって話を聞いてましたので。チャンスをあげられなくて、今のタイミングになってしまったのでね。ベテラン投手に対してちょっと申し訳ない気持ちはありながら。きょういいピッチングしてくれたので、ちょっとホッとしていますね。

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2022年6月1日のニュース