中日・小笠原がコロナからの復帰登板で6回途中3失点 本拠地開幕戦で黒星喫したDeNAを相手に力投

[ 2022年5月3日 17:05 ]

セ・リーグ   中日-DeNA ( 2022年5月3日    横浜 )

<D・中>中日先発の小笠原(撮影・島崎 忠彦)
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 3月末の新型コロナウイルス感染から復帰した中日・小笠原が前回3月29日の本拠地開幕戦で7回3失点と黒星を喫したDeNAを相手に力投した。

 2回に制球の乱れから2点の先行を許したものの、直後の3回に味方が逆転に成功。その後は粘り強い投球を見せ、5回2/3を3失点と勝利投手の権利を得て降板した。

 6回2死二塁から大和に左翼フェンス直撃の適時打を浴びて1点差。続く嶺井に四球を与えたところで交代となり悔しそうな表情でベンチに下がったが、2番手の清水が代打・藤田を空振り三振に仕留めた。109球で交代した小笠原は「四球も多かったですし、カードの最初の投手が投げる投球はできなかったです」とコメントした。

 昨年は1年間ローテーションを守り、初めて規定投球回をクリアして自己最多の8勝を挙げた。今季は大野雄、柳に次ぐ3本目の柱として期待されたが、初登板の翌日の3月30日の練習後にのどの違和感を訴え、31日に新型コロナウイルス陽性判定を受けた。

 自主隔離を経て4月10日に2軍に合流し、ウエスタン・リーグで2度の登板を経て迎えての復帰。強力な投手陣に頼もしい男が加わった。

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2022年5月3日のニュース