オリの18歳・池田がプロ初適時打 中嶋監督「得点圏でしぶとい打撃、使いたくなりますよね」

[ 2022年5月3日 18:47 ]

パ・リーグ   オリックス3-7ソフトバンク ( 2022年5月3日    ペイペイD )

<ソ・オ>4回1死三塁、右前に適時打を放った池田(撮影・中村 達也)
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 オリックスは、3日のソフトバンク戦で3-7とまさかの大敗を喫した。勝率5割で迎えた6連戦の初戦で、エース山本由伸投手を擁して負けるという痛恨の黒星となった。

 一方で、収穫もあった。プロ初出場となった1日の西武戦に続き、2試合連続スタメン出場のドラフト5位・池田陵真外野手(18=大阪桐蔭)が、0-1の4回に快音を響かせた。

 1死三塁で、ソフトバンク先発の石川が低めに制球した速めのカーブに見事に合わせて、右前に運ぶ同点適時打。プロ初打点となる初適時打で、試合を振り出しに戻した。

 試合後に中嶋監督は「よくついていったと思いますし、得点圏でああいうしぶとい打撃を見せてくれたら、使いたくなりますよね」とニッコリ。石川に関して、オリックスは17年7月4日から9連敗中という“天敵”だけに、高卒1年目ながらも見事に対応した池田を称賛した。

 打線としては大黒柱となる吉田正の後を打つ打者がキーマン。5番について、中嶋監督は「そこまで西野の内容は悪くない。1打席目も惜しいといえば惜しい。仕方ない。つないでいくしかない」と、粘り強くつないでいく考えを見せていた。

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