オリックス・中嶋監督 自己ワースト7失点の由伸に「機械じゃないんで。悪いときもあります」

[ 2022年5月3日 18:15 ]

パ・リーグ   オリックス3-7ソフトバンク ( 2022年5月3日    ペイペイD )

<ソ・オ>6回1死満塁、柳田に左中間越え満塁本塁打を打たれガックリの山本(撮影・中村 達也)
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 オリックスは、3日のソフトバンク戦で3-7とまさかの大敗を喫した。勝率5割で迎えた6連戦の初戦で、エース山本由伸投手を擁して負けるという痛恨の黒星となった。

 試合後、中嶋監督は「色んなことはありますが、技術的に細かいことは言わないです。本人にもまだ伝えていないので」と詳細については伏せたものの、「自分の思ったところには、ちょっと行っていないところがありましたね」と、4四死球を与えるなど珍しく制球を乱した場面を心配した。

 6回の1死満塁での柳田との場面は、最後は直球を選択しての“力勝負”に、同監督は「ちょっとフォークの精度がいまいちで、そこ(直球)に頼ったのかな、と思いますけど」と振り返った。

 山本は4月19日のソフトバンク戦で、自身の連勝記録が「18」でストップし、335日ぶりに黒星を喫していたが、またもソフトバンクに苦杯をなめた。まさかの足踏みとなったが、指揮官は「去年は5月悪かったですからね。(連勝が続いたのも)そこからじゃないですか、それ考えたら。そんな、人間ですから。機械じゃないんで。悪いときもありますし、そんなにアホみたいに心配してないです」と信頼していた。

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2022年5月3日のニュース