花巻東・佐々木麟太郎 高校通算64HRに到達していた センバツ後の初戦では適時二塁打「初心に帰って」

[ 2022年5月3日 12:54 ]

春季高校野球 岩手県大会 花巻地区予選2回戦   花巻東12―1花北青雲 ( 2022年5月3日    花巻球場 )

4回に中越え適時二塁打を放った佐々木麟太郎(撮影・柳内 遼平)
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 花巻東(岩手)は3日、今春のセンバツ大会後初の公式戦となる岩手県大会花巻地区予選2回戦の花北青雲戦に臨み、12―1で5回コールド勝ち。佐々木洋監督の長男で、超高校級スラッガーの佐々木麟太郎(2年)は背番号17を背負い「3番・一塁」で先発出場し、2打数1安打1打点で2四死球だった。4回の第4打席で中堅のフェンスにワンバウンドで到達する適時二塁打を放った。

 「崩されたが、風に乗ってあそこまで飛んでくれた。(センバツは)ふがいない結果に終わってしまった。初心に返って(去年の成績は)すべて忘れてリセットできている。勝ちに貢献する打撃をしていきたい」

 センバツ後の練習試合では8本塁打を放ち、高校通算本塁打は64号に到達。夏に向けて進化を続ける怪物から目が離せない。(柳内 遼平)

 ◇佐々木 麟太郎(ささき・りんたろう)2005年(平17)4月18日生まれ、岩手県出身の17歳。幼少時から「江釣子スポーツ少年団」で野球を始め、江釣子中では金ケ崎リトルシニアに所属。花巻東では1年春からベンチ入り。1メートル83、117キロ。右投げ左打ち。

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