西武 コロナの収束次第で「ビクトリーロード」復活検討 お立ち台の後にファンとタッチ

[ 2022年5月3日 05:30 ]

「ビクトリーロード」の復活を熱望する西武・山川
Photo By スポニチ

 西武が新型コロナの収束次第で、今季中の「ビクトリーロード」復活を検討していくことが2日、分かった。試合のヒーローになった選手がお立ち台の後、バックネット裏の階段を上がりながら両サイドに並ぶファンと手を合わせていく演出で、新型コロナ流行以降は中止されている。NPBでは声を出す応援の復活など自粛緩和が議論されている。

 球団は21年までに3年総額約180億円をかけて本拠地を改修。芝生席は姿を消した一方で「ビクトリーロード」は形状を残した。昨年3月の竣工(しゅんこう)式以降も使用できておらず、12球団で唯一の演出である同ロードの復活を望む声は多い。山川は「ファンの方との距離も近かった。勝って上がるのはうれしかった」と懐かしむ。球団は感染者数の推移を注視しながら、NPBのガイドラインに沿って復活を検討していく。

続きを表示

2022年5月3日のニュース