楽天 今季いまだ4失策 ビジターゲームでは12戦失策なし 敵地6連戦で継続なるか

[ 2022年5月3日 05:30 ]

楽天・辰己
Photo By スポニチ

【Weekly Data展望】楽天の守備陣が充実している。2日現在、チーム失策数は4。パで次いで少ないソフトバンクと日本ハムが12だから差は大きい。楽天は24試合を消化し、1試合平均の失策数は0.17。シーズン143試合で換算すると24失策になる。チームのシーズン最少失策は91年西武(130試合)、17年ソフトバンク(143試合)の各38。両チームの開幕24試合時の失策数は西武が4でソフトバンクが7。楽天は上々の滑り出しといえるだろう。

 個人の失策内訳は3月27日ロッテ戦(楽天生命パーク)で遊撃の山崎、4月17日ソフトバンク戦(鹿児島)で二塁の浅村がそれぞれ1失策。同30日ソフトバンク戦(楽天生命パーク)で三塁の鈴木大が2失策。慣れているはずの本拠と、地方球場のみで記録しており、相手本拠では今季12試合失策がない。今週の楽天は3~5日の日本ハム戦(札幌ドーム)、6~8日オリックス戦(京セラドーム)と6試合全て敵地本拠で行う。無失策の継続に注目したい。

 さらに、今季の楽天はチームの盗塁阻止率が.350でリーグ1位。個人ではベテランの炭谷が.467と高阻止率を残している。そういえば、前回日本一になった13年は球団史上唯一リーグ最少失策を記録。チーム盗塁阻止率も1位だった。再び強固な守りを武器にV奪回を目指す構えだ。(記録課・宮入 徹)

続きを表示

この記事のフォト

2022年5月3日のニュース